ラス(lath)とは建築や土木工事に広く使用されている金網の一種で、薄い金属板に必要な網目の大きさになるように一方向に切込を多数入れ、それを直交方向に引っ張って網目を作ったメタルラス（エキスパンドメタル）と針金を編んで編み状にしたワイヤーラスなどがあり、建築資材から身近な生活を守っている環境整備へと幅広い役割を果たしています。建国産業では、数多くの特許技術を駆使してニーズにお応えしています。

ラスの使用用途は近代建築と共に様々なシーンに発展しています。一般住宅の内外壁のモルタル下地、タイル・煉瓦などの下張りから、ドームや高層ビル、高速道路内壁など耐震性・耐火性など安全性を求められた建築資材として用いられ、我が社のブランド（アースマーク）は、国が定めたJIS規格はもちろんのこと、CHS（センチュリーハウジングシステム）認定制度にも適応した品質を提供しています。

また、ラスは建築物以外にも広く使用されており、河川の護岸工事にコンクリートに代わって法面を覆うことで自然を壊すことをより少なくする「親自然工法」にも使われています。また、鳥獣被害から人や作物を守るフェンスとして用いられ、人と自然が共生できる環境づくりにも重要な役割を果たしています。

当社では多岐にわたるラスの用途に応えるため、使用目的に応じた製品の提案も行っています。それらは幾重にもチェックされる自社開発の製造ラインによって製造され、徹底的な管理のもとに安全性・耐久性のテストを繰り返し、それらが確認されるまで出荷はしないという信念を貫いてきた結果、お客様との信頼関係が構築できたものと確信しております。